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いつどこモニタに新機能追加!

2016年08月12日

プレスリリース

太陽光遠隔監視システム『いつどこモニタ』新機能追加!

今回のアップデートで、太陽光遠隔監視装置としては初となる「発電診断」が出来る機能を追加します。
これは、発電所がある地域の日射量や太陽光 パネルの種類や容量・設置角度や方角などを考慮した本来の性能による発電量と、実際の発電量を比較してお客様の発電所の発電性能を診断する機能です。これにより、不具合や経年劣化などの診断をお客様ご自身で判断する事が可能になります。
なお、本サービスは 2016年8月末頃より適用します。 現在、弊社ホームページよりデモ画面でその機能を体験できるようになっています。

■いつどこモニタDEMO画面(実際に監視画面を体験できます。)
http://itsudokodemo.solar-m.jp
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■太陽光遠隔監視システム『いつどこモニタ』ホームページ
http://yukisetsubi.com/monitoringsystem

新機能開発の背景

通常の太陽光発電遠隔監視システムは、実際の発電量を確認したり、発電量から異常を検出したりと「監視装置」として機能しているものがほとんどです。 ただ、長年使っていると異常ではないけれど発電量が少し落ちてきたと感じる事があるか もしれません。
実際、パネルの種類によって経年劣化に違いはありますが、10年間で10%前後の発電量低下が予想されています。 ただ、現在使われているほとんどの監視装置が、実際の発電量とメーカーシミュレーショ ンとの比較で、これより高いか低いかという判断のみとなっています。 そんな時に、パネルが持っている本来の性能による発電量が分かると、その時の発電量低下の原因が異常によるものなのか経年劣化によるものなのか「診断」する事ができます。

経年劣化による出力低下も訂正な範囲内であれば問題ないのですが、一定以上の出力低下はメーカーも出力保証という形で保証していることから、早期的な対応が必要になると考え、出力低下を示すデータとしても活用する事ができます。 「いつどこモニタ」はお住まいの地域の日射量や太陽光パネルの種類や容量、設置角度や 方角などを考慮した本来の性能による発電量を「基準発電量」として、実際の発電量である「実発電量」と比較する事ができます。 その際の基準発電量のデータも自由に入力する事ができ、弊社で算出したデータではなく第三者が算出したデータを利用し入力する事ができるので適正な判断材料となります。
いつどこモニタは、お客様の発電所の収益を守るため監視だけではなく防犯対策や発電診断を行い、これからも安心して売電事業が継続できるよう今後も進化を続けたいと考えています。

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製品・サービスの概要

『いつどこモニタ』は、太陽光の発電状況を時間・日・月・年をパワコン毎にグラフ化し、 パソコンやスマートフォンなどで、いつでもどこでもほぼリアルタイムに確認でき、且つパワコンメーカを問わず計測と監視カメラなどのセキュリティ対策を1つにまとめた低価格で高精度な遠隔監視システムです。 異常通知も通常パワコンが出力するような異常検知ではなく、ユーザーの好みによって設定できるので通常より事前にパワコンの不調を検知しやすく作られています。 システムはクラウドを利用するのでパソコンにインストールする必要もなく新機能などもアップデートにより自動で機能が追加されます。

特徴

1.パソコンやスマートフォンでいつでも確認可能
2.監視するパワコンのメーカーや台数を問わない
3.インターネット環境の無い場所でも対応可能 ※NTTdocomoのFOMA3G/LTEエリア
4.パワコン毎のグラフを重ねて表示出来るため小さな異常も見逃しません
5.データは機器とサーバーのWでバックアップ
6. 電圧測定及び力率計算による電力計測誤差±2% ※売電明細書との比較ではありません。
7. 電波環境の悪化や通信エラーなど予期せぬ事態に備え、自己リセット、定時再起動機能
8. 137 万画素の監視カメラを標準装備(赤外線 LED 付)
9. 実発電量と基準発電量との比較ができ「発電診断」が可能

今後の展望

今後は監視だけではなくメンテナンスにもリンクし、報告書の作成や発電状況の分析による診断などを行い、長期にわたり最大限の発電量を維持できるよう、監視装置兼、診断装置として多くのユーザーに使ってもらいたい。