地球にやさしい未来へ。 私たちは再生可能エネルギーや省エネ技術に取り組み、環境エネルギーを広げています。 その一環として、太陽光発電設備を安心して使い続けていただけるよう、点検やメンテナンスを行うO&Mサービスでサポートしています。
太陽光発電設備を長期間運営していくには、日々の発電量や発電停止などの異常を早期に発見できるような遠隔監視システムの導入や保守点検など定期的に行うメンテナンスが必須となります。そうする事によって出力低下の予防や異常箇所の早期発見など、安全で安定した運営が可能となります。これまで「太陽光発電はメンテナンスフリー」と言われてきましたが、決して故障や不具合が無い訳ではありません。
メーカーによる長期間の保証も立証できるデータが無ければ無償での対応は難しいでしょう。「 一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)」が「保守点検ガイドライン」などを作成されているように弊社ではメンテナンスの重要性を考え、太陽光発電所の遠隔監視システムに加え、メンテナンスサービスも行っております。 定期的なメンテナンスを行うことにより、設備の状態を把握して長期間安定した収益を維持することが可能になります。
IV カーブ特性は太陽光発電モジュールの発電性能をカーブで表示します。 図の通り、正常な赤のカーブに比べ緑のカーブは明らかになんらかの異常がある事がすぐに分かります。結果、緑のカーブは最大出力動作点が下がる為、発電量も低下します。 この様にカーブだと不具合が確認できますが、発電モニターでは大きく発電量が低下しない限りユーザーが気付く事はありません。また通常点検での開放電圧測定は赤と緑では殆ど差が出ない為、不具合発見は実質不可能です。よってモジュールの点検には専用測定機器でIV カーブ特性を測定する事が重要になってきます。IV カーブ特性測定により不具合の発見や定期的に診断する事で経年劣化状況をチェックする事が出来ます。これからの点検にはIV カーブ特性測定は無くてはならないものとなります。しかし機器が高価な為普及は進んでいません。
正常な太陽光発電モジュールは各系統のカーブ特性が揃っていますが、不具合の場合はカーブが大きく乱れています。しかし開放電圧は、正常時と殆ど差が出ません。よって開放電圧測定だけではモジュールの性能診断が出来ません。
(ホットスポット)
サーモグラフィー測定は太陽光モジュールの異常発熱を目で見える形で画像化し、ホットスポットの発生を検出します。これにより、モジュール中の異常個所を特定、又は異常がないことを確認することができます。 ホットスポットとは太陽光モジュールに鳥の糞や蓄積した汚れなどの障害物が付着・固着したり、半田不良があったりすると、その原因部分が抵抗となり発熱する事です。ホットスポットは太陽光発電システム全体の発電量に重大な影響を及ぼす可能性があるので、発生を防止することが大切です。 ホットスポットは、多くの場合目に見えません。そこで、サーモグラフィー測定が有効になります。
基本的には太陽光パネルの汚れは、ほぼ雨で洗い流されるため必要ありません。 しかし、雨の少ない時期に黄砂や油分を含む汚れ、鳥の糞等の汚れが付着してしまうとなかなか雨では流れずそのまま蓄積してしまう事があります。これらの汚 れを放置するとホットスポットが発生しパネルの故障や火災の原因に繋がったり、発電効率が年間5~20%低下するといわれています。そこで、弊社は純水によるパネル洗浄サービスを行っております。 純水を使って太陽光パネルを洗浄する為、化学洗剤が不要で環境にも優しく、近隣やアパート・ビルの屋上での作業など、場所を選びません。さらに純水を使用 するメリットとして純水内の水素イオンが汚れを吸着し、不純物の残留や静電気の発生を防止するので水垢が残らず拭き上げも不要です。JQA(日本品質保証機構) が行った試験によっても、太陽光パネル表面に汚れが付着することによって、出力低下が見られたとされています。目立った汚れが無い限り、毎年清掃する必要は無いと思いますが2 ~ 3 年に一度はパネルの洗浄をお勧めします。
スポット点検(洗浄)も対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
※ 作業内容によっては停電作業を伴いますのでご了承ください
(注1)保守契約のみで年に2 回までの対応となります。(2 回まで無料、以降有料)
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